いろんなやさいを経験できた!

基本情報

研修受講 香川県地域おこし協力隊 織田航
研修場所 中山厚信さん
(株式会社いろんなやさい 高松市香川町)
研修期間 令和8年2月2日~2月6日

1日のタイムスケジュール

研修内容

5日間研修の第9回目は、株式会社いろんなやさいの中山さんのもとで行いました。同社では日本人従業員3名に加え、ラオスやカンボジアからの技能実習生が10名以上働いており、市街地と農地が入り混じる地域でありながら大規模な経営を実現しています。冬期の作業開始は8時ですが、到着するとすでに皆さん準備を始めていました。

まずはじめに体験したのは、サニーレタスとレタスの調整作業でした。外葉を取り除き、余分な軸を切り落としていきます。私は軸を深く切りすぎてしまい、いくつかのレタスをバラバラにしてしまう失敗もありました。最初は作業場の壁一面に積まれた大量のレタスのカゴに圧倒されましたが、大人数で手際よく進めることで、みるみるうちにカゴが減っていき、約2時間で次の作業へ移ることができました。

続いては白菜とキャベツの収穫を行いました。20キロ前後のダンボールをひたすら運ぶ作業は、想像以上に大変でした。必死の形相で運んでいる私を見かねた従業員の方が「肩に乗せると楽だよ」とコツを教えてくれて、徐々に慣れていきました。一週間続けるうちに重いものを運ぶことへの自信もつき、良い経験になりました。

その後はブロッコリーやタマネギの定植作業を行いました。すべて手作業でしたが、人海戦術で広い畑にあっという間に苗が植わっていく様子は圧巻でした。技能実習生の皆さんはとても親切で、作業ごとに丁寧に指示やアドバイスをくれました。日本語が得意でない方もいましたが、身振り手振りを交えながら積極的にコミュニケーションを取ってくださり、全体的に和気あいあいとした雰囲気がありました。その一方で、同世代の実習生から、母国に妻子を残して来日しているという話も聞きました。現地の厳しい生活事情を思うと複雑な気持ちになりましたが、家族と離れてまで日本の農業を支えてくれていることに対し、改めて感謝の念を抱きました。

中山さんが多品目栽培に取り組む理由は、野菜の相場変動や天候不順による不作リスクを分散するためです。多品目を作ることで、どれかが当たれば、失敗した品目があってもカバーできるとのことでした。さらに中山さんが強調していたのは、「毎年同じことをしない」ということです。自然相手の農業では、今年うまくいった方法が来年も通用するとは限らないため、毎年少しずつ改善し、相場に応じて品目を変え、必要であれば新しい作物にも挑戦する。特に雇用を抱える経営者にとっては、変化を恐れないことが最も大切だと話されていました。また、多品目を続けていると、品目が違っても共通する対処法や応用が効く場面が増えるそうです。新規就農者に対しても、「一度失敗した品目でも、数年間別の品目で経験を積んでから再挑戦すればうまくいくことがある。畑が変われば育ち方も変わるので、恐れずにチャレンジしてほしい」とのメッセージをいただきました。

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