里親のご紹介

農業を始めるならトップクラスを目指す気持ちで

高松市

中山 雅晴さん

農園概要

栽培品目 きゅうり ほうれんそう 小松菜
経営面積施設きゅうり18a、露地きゅうり16a、葉物野菜20a
労働力本人、研修生1名

どうせやるなら栽培が難しい品目を作りたかった

大学卒業後、父の引退に伴い農地を引き継ぐことになりました。正直なところ最初は仕方なく始めた農業でした。ただ、自分の時間を自由に使える働き方は魅力的に思えました。難しい作物をマスターすればたいていのものは作れるようになると考え、きゅうりを選択。高知の農家を訪ねて話を聞き、独学で始めました。
現在は基本的に一人で農場を管理しています。出荷先は高松の市場。市場は品質に厳しく、一度信用を失うと回復には時間がかかるため、プレッシャーはありますが、期待に応えられたときのやりがいは大きいです。

本気で農業に向き合う覚悟を持ちましょう

これまでにも農業高校や農業大学校の学生を指導してきた経験はあるので、教えることは慣れています。ただし、独学でやってきた私が教えられるのは実践面が中心です。農業大学校に通うなど、理論も含めて学ぶことをおすすめします。研修を希望する方には、20年後も農業で食っていくという強い覚悟で、高い目標を持って来てほしいと思っています。
研修では、今日やった作業を翌日には自分ひとりでやってみてもらうスタイルをとっています。一番大事なことはまず自分の手で作ってみることだと思うからです。そして、最初は色々な野菜を経験してみて、自分に合う品目を見つけていくのが良いでしょう。慣れていないうちは作業に手間取ることも多いので、安価でもバラ売りできる品目がおすすめです。

新規就農者へのメッセージ

地域、地元を大切にしましょう

農業はひとりで完結するものではありません。
最後に伝えたいことは「地元の人と仲良くしましょう」ということです。野菜をおすそ分けしたり、道端で立ち話をしたりするうちに、思わぬ情報が得られることもあります。地域とのつながりは農業を続ける上での大きな支えになります。

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
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