里親のご紹介

経営品目の選択と労働力のバランスが重要です。

観音寺市

大西 良平さん

農園概要

栽培品目 水稲WCS用稲 小麦 レタス ブロッコリー ニンニク ソラマメ タマネギ キュウリ スイートコーン
経営面積22.8ha
労働力本人、母、技能実習生3人

県外の農外企業からUターン就農

「家の農業を手伝ってほしい」という家族からの呼びかけをきっかけに、地元に帰ってきました。地域の先輩と農業の将来について話し合う中で就農を決意し、1年間の研修を経て平成30年に就農しました。 就農当初は、水稲100aとレタス、ブロッコリー等の露地野菜100aで経営を開始し、新たに借り入れた農地では小麦栽培も開始しました。 就農当初、身近に農業のことを気軽に相談できる人がいなくて心細い思いをしたこともあり、自分の経験していたことを伝えることで就農希望者の助けになればと思い、里親に登録しました。

品目は? 作付面積は? 時代や環境の変化に応じて対応

農業は機械化できるところとできないところがあり、機械化による省力化と投資額とのバランスも考える必要があります。 就農後は、補助事業を活用して必要な農業機械等を導入するとともに、収益性の高い品目の導入や労働配分等を考え、規模拡大を図ってきました。
現在は、水稲380a、WCS用稲120a、小麦1,000aに、レタス、ブロッコリー、スイートコーン、ニンニク、ソラマメ、タマネギなど露地野菜775aを組み合わせた経営を行っています。 野菜の価格や気象条件は不安定ですが、時代や環境の変化に応じて対応することで、十分な利益が見込めます。特に、経営品目の選定と労働力のバランスが重要だと思っています。

新規就農者へのメッセージ

就農までに相談できる人を見つけよう

経営を始めるときに、農業機械は不可欠です。また、農地を集めるのも地域の理解や時間が必要です。親元就農の方は、これらのハードルが若干低いとは思いますが、就農当初は何かと分からないことだらけです。 地域の先輩農業者、公的機関やJAなど、親身になって相談に乗ってくれる方は多くいます。しかし、こちらから積極的に相談に行かないと何の情報も得られないと思います。相談することで不安をひとつずつ解消し、自分が目指したい農業の形を明確にしていきましょう。

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

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