里親のご紹介

限られた条件下での工夫は楽しい 試行錯誤を続けよう

観音寺市

鉄尾 秀期さん

農園概要

栽培品目 ミニトマト 水稲
経営面積ミニトマト 26a、水稲 20a
労働力本人、パート3名/土・日曜日 シルバー1名

制度を活かして就農 里親として恩返しがしたい

私はJA香川県の農業インターン生(明日の農業を目指す意欲ある担い手の育成を目的とする農業インターン制度による農業研修生)として、ミニトマト栽培を先輩農家のもとで研修して就農しました。
観音寺地区ではミニトマト栽培をする農家が3・4軒くらいと少ないです。ミニトマトを栽培したい人がいれば教えたい、仲間をつくりたい、これまで自分が受けてきたものへの恩返しがしたい、という思いで里親登録しました。

限られた面積で収穫量を増やす工夫は楽しい

ミニトマトの木の管理、仕立て作業、脇芽取り、誘引作業などは私が行っています。さらに増量期(繁忙期)には収穫も手伝って、本当にてんてこ舞いの忙しさになります。ですので、作業的には26aが限界かなと思います。しかし、面積がこれ以上増やせない分、決まった面積で収穫量を増やす工夫は楽しいです。例えば炭酸ガスを使ったり、天候を見ながら換気を調整したりと試行錯誤しながら増収を目指しています。

新規就農者へのメッセージ

自分で育てた農産物が美味いと言われる喜び

私自身、先輩から学んだことですが、まず3年は基本を守り、基本を身に付けるようにしてください。学ぶべきことは多く、また安定した収入を得るための経営能力も必要です。もちろん失敗することもありますが、「どうして失敗したのか?」「良いものを作るにはどうすれば良いのか?」など、生産に活かすために、あきらめずに試行錯誤を続けることが大事だと思います。
なにより、自分で育てた農産物が消費者に届き、美味いと言われると、やりがいや喜びを感じます。一緒にがんばりましょう。

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

お問い合わせメール