ぜひ盆栽の本場・高松で技術の継承を
平松春松園/株式会社盆栽の匠/高松市平松 浩二さん
栽培品目 |
(黒松、錦松、五葉松、真柏など) |
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経営面積 | 約66a |
労働力 | 父、本人、アルバイト1名、弟子1名 |
ホームページ | https://www.takamatsubonsai-takumi.com/ |
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盆栽園の長男なので、宿命として生まれた時から就農することは決まっていました。盆栽の世界では、大体みんなどこかに弟子に入って勉強するのですが、自分の場合は、父親のもとで修行を始めました。
里親登録のきっかけは、「盆栽を習いたい」という人がいてくれたらという思い、つまり後継者育成のためです。盆栽の商売は、国内の愛好家が減少してきていることもあり、現在では外国との商売がメインになっています。外国から技術を学びにくる人もいます。「物も売るし技術も売る」といった形です。それに外国に行って商売する必要があることも多々あります。だからというわけではありませんが、やはり能力の高い人をつくっていかないといけないな、と思います。
盆栽の形を決める針金かけという技術がありますが、枝に針金一つかけるにしても、作業する人によってピンからキリです。同じ一本の木があっても、作り手によって本当に全然違うものができます。自分がつくっている商品に関しては「クオリティの高いものを」という思いで、日々研鑽しています。最低15年は修業が必要といわれていますが、15年しても一人前になれるかどうかはわかりません。生涯、日々「修行」です。
一口に盆栽といっても、中には売り買いだけの人もいますが、ここ高松は生産地として歴史を刻んできています。しかし、残念なことに今は生産者自体が少なくなってきています。
盆栽をしよう、したい、という人は、そうそういないと思いますが、ぜひ盆栽の本場・高松で、技術の継承をしてもらいたいです。
香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
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