里親のご紹介

農業で独立を目指す方をお待ちしています

土井農園株式会社/観音寺市

土井 琢司さん

農園概要

栽培品目 ナス(施設・露地) ブロッコリー
経営面積ナス(施設)46a、ナス(露地)25a、ブロッコリー40a
労働力妻、母、パート1名、外国人労働者3名

きっかけは農業をしている母の方が自分より楽しそうだったから

元は地元の会計事務所に勤めていました。その時に、自分の給与と母親がしている農業の帳簿を付けて比べたのですが、母の方が楽しそうだった、というのが就農のきっかけの一つです。もう一つのきっかけは人間関係。農業であれば人間関係の難しさはないかなと考えていました。しかし実際は農業の世界でも難しさはありました。就農したのが25歳の時で、ナス部会に入ると親の年代の方ばかりで若い人がいないという状況でしたから。
就農して6、7年経った時にナス部会が40周年を迎えました。40年、ナスだけで食べているという事実が、その後もナスを続けていけるという確信につながりました。現在、施設(10月上旬~七夕の時期まで収穫)と露地(6月中旬~11月中旬頃収穫)で、ナスを1年通して栽培しています。

野菜をするなら根菜、葉菜、果菜の三つを体験して欲しい

里親登録は、県の担当者からのすすめでしたが、それ以前、平成14年の夏から研修生の受け入れは始めていました。
新規就農する皆さんに伝えたいのは、根菜類(大根、にんじんなど)、葉菜類(キャベツ、レタスなど)、果菜類(きゅうり、ナスなど)、その3つをとにかく体験して欲しいということ。その中で、自分の好きなもの、自分に合うものを作って欲しいと思います。葉菜類ができたから、果菜類もできるということはありません。果菜類は教える人がいないとうまくできないと思います。

新規就農者へのメッセージ

独立したい思いが強い人に教えたい

施設ナスですることは露地でも通用しますが、逆は違います。基本にとどまらず、問題点を解決する方法なども教えていかないと、ナス栽培は難しいと思います。独立したい思いが強い人には余すことなく技術を教えるつもりです。土に対する指導、圃場選定から教えます。
それから普及センターは全国組織なので、ぜひ活用すべきです。オープンにして良い資料は全部香川県にも入ってきますから、他県の仕方も学べます。
機械化もさることながら、農業は科学で証明されたことを仕事に取り入れていく、良いことだけを取り入れていくことが大事です。ちなみに中学の理科の知識があれば農業はできます!

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

お問い合わせメール