里親のご紹介

人付き合いはみんなに必要なこと 覚悟をもって就農しよう

まつもと農園/綾歌郡綾川町

松本 稔さん

農園概要

栽培品目 いちご きゅうり ブロッコリー スイートコーン キャベツ
経営面積22ha(ハウス89a)
労働力9名(技能実習生5名)
ホームページhttps://www.matsumotonouen.com/

自分は父親の姿がきっかけ 里親として若い人たちの考えから学びたい

高校卒業後、航空自衛隊員として県外に4年ほどいた後、地元香川に戻ってきました。25歳を過ぎたあたりから、父親が一人で農業をしている姿が無性に格好よく見えてきて、自分も「この仕事をしたい」と考えるようになり、29歳の時、父親と二人で農業をするようになりました。
今、農業に興味がある若い人たちは、幅広い視野を持った人たちが多いなと思います。現在、農園にはスタッフが9名いますが、20~25歳の若い世代で構成されています。20歳の日本人スタッフの考え方、25歳のベトナム人スタッフの考え方、20歳のインドネシア人スタッフの考え方、それぞれ違っていて、仕事をしながら話を聞いているとすごく魅力を感じます。自分の知識を若い人たちに教えると同時に、自分もそういう若い人たちの考えを吸収してウィンウィンの関係になれれば良いなと考えて里親登録しました。

スタッフそれぞれが常に考えて“農業”をしています

農園は、大きく分けると「いちごの観光農園」、「施設野菜」、「露地野菜」の3部門で、それぞれに責任者を置いてやっています。いちごの観光農園については、農業でありながらサービス業でもあるので少し特殊な感じだと思います。経営の一形態として育てていきたいと考えています。他の野菜についてはきゅうりが主体ですが、チームで作業をしていますので、来年はどんな品目、規模で、ということをそれぞれ考えてしています。各自が考えることが大事な勉強になっていると思います。また、新たな品目にもチャレンジしたいと考えています。

新規就農者へのメッセージ

覚悟をもって農業の道に入ってくる方を応援します

農業は人付き合いが大切な業種だと思います。地域に溶け込むこと、地域の人たちと調和をとりながらやっていくことが大切です。
また、農業が好きかどうかという興味の部分、一生やっていけるかどうかという覚悟の部分が必要です。
最低3年は学び経験を積んで、必要なことを身に付けて欲しいと思います。まずは農業をする体づくり、次は技術習得、そして自分でやっていくチャレンジ段階、というように段階を経ていってもらうと良いと思います。

再生松本 稔さんからの
コメントはこちら!

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

お問い合わせメール