家業の建設業を継いだとき、経営者としてこれ一本でいいのか不安でした。でも、技術も知識もないから何もできないんですよね。そこで重機を活用して何か農作物をと考え、県の新規就農塾（かがわアグリ塾）を受講。キウイ農家が求められていることを知り、「農地は建設業のノウハウで。栽培はマネしたらいい！」と飛び込みました。
実際、自分より若い人たちも就農していて刺激になりましたね。思い切ってやってみることの大切さを実感しました。
果物は安定が難しく年1回の収穫ですが、月々の収入を確保し商売にする必要があります。そこで始めたのが加工品です。
例えば“果物農家のフルーツサンド”とすることで、ただの商品にストーリーが生まれ、付加価値がつく。その価値を継続し高めるために、栽培過程の写真や動画を使って見せ方を工夫しながらSNSでPRし、会社や人の名前を売っています。より浸透させるためにも、地域の目に触れやすい場所に収穫体験できる農地も造成中です。
悩む前に強引にでもトライすることが大切。特にSNSが当たり前の若い世代は、何かを発信することが得意です。自分の肖像権なんてないくらいPRして、どんどん売っていきましょう！
果物は初期投資こそ大きいですが、野菜と違い座り仕事が少なく腰も楽。この先長く続けられる仕事だと思います。何より果物は女性に好まれるので、モテたかったら果物ですよ（笑）キウイボムのSNSも見てみてくださいね。
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