地域全体で若い人を見守っていこうという体制で
佐藤農園／観音寺市佐藤 正英さん
| 栽培品目 |
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|---|---|
| 経営面積 | 水稲2ha、青ネギ0.6ha、グリーンリーフ7.5ha |
| 労働力 | 本人、妻、正社員2名、パート6名 |
| ホームページ | http://vsatosan.sakura.ne.jp/ |
うちはもともと農家でした。僕自身は農協に努めていて、先代が亡くなった際に、継ぐことを決めましたが、就農するにしても、子どももいますし失敗は許されません。妻と二人だけでは、経営的に難しいだろうと感じました。農地がこれくらいだから、パートさんを雇って…と、ある程度シミュレーションをして目途が付いたので、本格的に足を踏み出すことにしました。
里親のきっかけは、とあるパートのご夫婦に「息子がふさぎがちなので、連れてきてもいいだろうか」と聞かれたことでした。その息子さんは、農作業が結構気に入ったらしく、積極的に取り組んで、今は農業で独立をされています。その経験から、農業の力や、次世代の成長を見守る大切さに気付きました。また、地区では和田農業振興会という組織を立ち上げ、地域全体で若い人を見守っていこうという体制をとっています。
料理にはレシピや隠し味ってあるじゃないですか。農業にしても同じで、基本的なレシピはあるのですが、安定的にいいものを出荷するためには、農家ごとに、努力して見つけてきた『うちのレシピ』というものがあります。今は様々な場所で話を聞けるので、情報収集にプラスして信頼できる農家のところで修行して、そこのレシピを学んで、覚悟をきめて起業をしていただきたいと思います。
そして、最低限の会計の知識は必須ですよ。
香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
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