里親のご紹介

レタスを経営の柱に、農業で法人化をしています

株式会社やさいや/観音寺市

内山 敬久さん

農園概要

栽培品目 レタス スイートコーン 水稲 キュウリ ナス
経営面積4.4ha
労働力本人、他4名

主にレタス農家の里親として

もともと家業が農家で、農地がありました。ただ自分は、農業とは関係ない仕事に就き、休日に稲刈りをするくらいでした。家業を継ぐのは、定年退職してからの予定でしたが、父が亡くなったこともあり、退職を早めて就農しました。
今は法人化をしています。新規就農者でレタスをしたいという人には、教えてほしいといわれてはいますが、レタスは袋詰めなど納品にも手間がかかるせいか、したいという人は少ないようです。里親となることで、人との縁ができたらいいな、という思いもあります。

人とのつながりで、進化する事業

農業の勉強は、まず、母親からノウハウを吸収しました。そして、農業士の会で、いろんな人の話を聞きながら、自分のしてきたことが妥当かどうか検証したりしました。
また、最近では、できるだけ有機肥料に切り替えていっているのですが、これも、初めは、元JAの職員さんから有機肥料の紹介をうけたことがきっかけでした。
有機肥料の切り替えには、試行錯誤して、失敗もして、実験をしつつで、3年かかりました。今は4年目ですが、やはり味が違いますし、意外と天候に左右されにくいように感じていますので、続けていこうと考えています。

新規就農者へのメッセージ

人は失敗しないと身につかないが、挽回のヒントは近くにある

会社員と違って農業は固定収入がありません。手を抜こうと思えば、いくらでも抜けますが、収入に直結します。農業は、手間をかけただけ返ってくるものですので、その手間をかける覚悟をもってほしいと思います。
農業はどうしても、天候・気候に左右されます。天候が悪いときに、近くのお年寄りや先輩に、そういう時どうするのかきくと、経験から状況にあった方法を教えてくれます。よく周りの先達の話を聞き、リスクも想定しながら、就農の覚悟をしていただきたいと思います。

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香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
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香川県新規就農・農業経営相談センター
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