里親のご紹介

事業計画を立て、現実を捉えて経営しています。

仲多度郡まんのう町

赤股 誠司さん

農園概要

栽培品目 水稲 麦 アスパラガス ぶろっこりー
経営面積900a
労働力本人、家族を含め他2名、アルバイト(季節)1名~2名

脱サラして、本格的に農業に着手

サラリーマンの時も、今の半分くらいの面積で、土日だけ農業をするという生活をしていて、退職したらもっとできると考えたのが始まりで、早期退職制度を利用して退職し、就農しました。
最初はほぼ麦でしたが、現在は米や野菜も作っています。この辺りは、湧き水も豊富で、都会の人などにも絶賛されるおいしい米ができます。その他の作物にも適しているため、この辺りの地域では、農地のシェア争いがおこっているほどです。

徒手空拳では何もできない、現実はしっかりと捉えてほしい

これまで何度か相談を受けましたが、事業計画を立てずに、来る人もいます。そもそも、農家でなければ田んぼを買うことができない、ということすら知らずに、すぐにでもできると思い込んでいる人もいます。
農大の勉強は計算が絡む経営の仕方や、効率的な作物を組み合わせなどは教えてくれますが、実際の土地の手配、人員の手配は結局自分で探すことになります。ともかく拠点を作ったら何とかなるのが農業です。もちろん、農家でなければ揃えられないものもあるので、拠点づくりが一番大変です。

新規就農者へのメッセージ

農業は起業。現実を突きつけられてもへこたれずに。

農業を選択したことは悪いことじゃないと思います。
しかし、仕事を辞めてまでやるのであれば、よくよく考えて、何を作るのか、作りたいのか、そして現地調査して、きちんと調べたうえで、どうしたいのかという意見をしっかりもってください。農業もまた、起業です。農業士になるくらいの人たちは、一度現実とのギャップに苦労して、でもまた這い上がってきた方が多いと感じます。現実を知って、続けていった農家さんは強くなりますよ。

再生赤股 誠司さんからの
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