夫は彫刻家で私は写真家で、東京で作家活動をしていたのですが、あまり売れないですよね。それで二人で今後の事を考えた時、元々、私は色々日本全国回って農業の写真を撮ってそれを作品にしていたので農家の方にはつてがあったし、バイトもずっと大学の時から農業関係のバイトをしていたので、自然と農業しようかっていう感じになりました。結婚して一生二人で仲良くやっていく為にもいいかなって考えて農業に。
社長(夫)はこだわりが強いので、妻である自分がダサいと申し訳ないと思います。日々作業着で過ごしますが、スーパーや銀行に行けるくらいの恰好ではいたいと思っています。社長のイメージを崩さないようにっていうのはスタッフも皆心がけています。化粧は作業をしているとどうしても落ちてきてしまうので、日焼け止めをする程度ですが、毎日使うものなので、刺激の少ないもの、ちゃんとしたものを使っています。
野菜がいま安いので、日々どんどん変えていく、現状維持ではなく。ほぼ社長が決めて、私もスタッフの一員として、ともに支えていくという形です。どんどん新しいことに挑戦して、試してダメならやめる、回転良く。夫も私も、もともと美しいもの、おいしいものが好きなので、作物も着ているものも圃場も全て何もかも、「美しく」を心がけています。そういった面で、自分たちの中では、美術をしていた時と農業で、やっていることにあまり差はないと思います。そこに加わったのは、地域との交わりや人間関係です。
自分たち夫婦は仲が良いと思います。夫婦で同じ目標に向かってやっていける仕事というのが農業の特徴かなと思います。一緒に仕事をしているので金銭感覚も同じですしね、夫婦で仲良くやっていきたいなら、農業はおすすめです。男性スタッフが得意な作業、女性スタッフが得意な作業がそれぞれあって、だからお互いがリスペクトできる、良い仕事だなと思います。
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