里親のご紹介

自分がどうなりたいのか、イメージして始めよう

仲多度郡まんのう町

今田 雅人さん

農園概要

栽培品目 ナス きゅうり ナバナ ソラマメ
経営面積250a
労働力本人、常時雇用1名、パート1名、季節雇用(6~11月)1名

無理をしなかったことが続けてこられた理由

元々非農家で農業に縁はありませんでした。4年間香川県内の金融機関で勤めた後に、たまたま知人の紹介で愛媛にある農業法人で2年間勤めました。そこで、一次産業の大切さを学ぶとともに、農業は結構面白いし自分に合っているのかな、と気付いて、地元・まんのう町に帰って農業をしようと決意しました。実際独立して始める前には、基礎知識を深めるため、かつ準備期間として2年間農業大学校で学びました。
土地や道具、ましてや農作業機械もなく、鎌1本、鍬1本、最低限必要なものから買いそろえ、農地を4反借りるところから始め、ゆっくり地道に規模拡大して今に至ります。こうした経験から、これから新規就農を考える人たちに、何か伝えることが出来ればと思って里親登録をしました。

独自のグループを作って月1回、勉強会

私は、限られた農地で反収(1反(約10アール)あたりの作物の収穫高)を上げやすい品目を考えて、夏場に露地ナス、冬場に菜花を主体とする経営を選択しています。品質、ムラの無い収量を維持できる範囲で計画を立て、経営を続けて、余力が出た部分だけ規模拡大に回しています。
また、ヨコの繋がり作りのひとつとして、6名の若手グループを作って月に1回、勉強会を行っています。金融機関に勤めていた経験から、キャッシュフローと経営計画の立て方を学んでいます。皆で決算書まで見せ合うので、自分とは違う品目の勉強にもなって非常に有意義な会になっていると思います。

新規就農者へのメッセージ

一から農家を目指す人、大歓迎!!

1年目、40アールの農地を借り、農機も小さなトラクター、管理機、動噴だけと、ほぼ最低限のものだけでスタートしました。農業は、難しさ、苦労の多い仕事ですが、その分やりがいのある仕事です。
自分で一から始めて、ゆっくり規模拡大していきたい人、大規模ではない農家を目指す人は声をかけてくれれば、何かお役に立てると思います。
自分がどんな農家になりたいか考え、それに沿った計画を立て、就農を目指してください。

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

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