里親のご紹介

「なんで、なんのために農業をするのか?」ぜひ考えて

株式会社竹内農場/丸亀市

竹内 一之さん

農園概要

栽培品目 キャベツ 畜産
経営面積25ha
労働力従業員7名、パート2名、研修生1名
ホームページ https://takeuchi-farm.jp/
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10年のサラリーマン経験を経た後、就農
制度に魅力を感じ里親登録

大学卒業後、人事コンサルタントの仕事を10年ほどしていました。その後、実家が農家で、元々両親との間で「サラリーマンは10年まで」と決まっていましたし、自分が後を継がなければという思いもありましたので、Uターン就農しました。
当社の経営方針の中に「農業で地域を元気にする」というイメージのものがあります。元々、父の代から大学生などの研修の受け入れはずっとしていたのですが、香川県の担当者から説明を聞いて里親制度に登録しました。就農したい方に向けて、また農業従事者を増やしていくためのチャンネルの一つとしても、めちゃくちゃ魅力的な制度だなと感じましたので。

キャベツで日本一になりたくて、年間約40品種をリレー形式で栽培

キャベツに関しては年間約9ヵ月間、約40種類の品種を組み合わせリレー形式で栽培・出荷を行っています。全国的に見ても、これだけ多くの品種を作っている農家さんはいないのではないかと思います。経営面積で一番になるというのは絶対無理、他の産地にはとても勝てないので、「キャベツの品種や特徴に日本一詳しくなろう」という思いで、色々なメーカーさんの協力も得て、たくさんの品種を作るようにしています。また、出荷に関しては、市場出荷の他、契約栽培で経営安定化を図っています。
自分の就農当初は、キャベツと畜産の二本立てでしたが、研修受け入れの面でも、より勉強できる機会があったほうが良いと考えて、アスパラガス、小松菜と、栽培品目を増やしていっています。

新規就農者へのメッセージ

「なんとなく」ではない農業者になって欲しい

農業は、誰でも始めることはできると思います。しかし、「なんで、なんのために農業をするのか?」と考えて、きちんと目標、目的をもってやっていくほうが成功する可能性が高くなるし、地域の方、消費者の方にも喜ばれると思います。 「なんとなく」ではなくて、しっかり考えてから農業を始めて欲しいです。
もしそれが無理なら走りながら(農業をしながら)でもいいので考えて欲しいです。例えば、ただ単にキャベツを植えて育てて出荷して、ではなくて、「なんでキャベツを育てているのだろう」とか「なんで農業をするのだろう」とかということをぜひ考えてやっていただけたらいいと思います。

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

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