里親のご紹介

社会情勢を見ながら、国の食料自給率向上に貢献を

高松市

池内 義春さん

農園概要

栽培品目 トマト ミディトマト ミニトマト キュウリ 水稲
経営面積1.5ha
労働力3名

農業は社会情勢に左右されます

実家が田畑を持っており、会社勤めをしたのちに、両親の作り方を教わり、徐々に本腰を入れて農業経営を引き継ぎました。品目は様々。というのも、農業は、社会の情勢に左右されます。私も、以前は香川県で初のトマトの水耕栽培をはじめましたが、石油高騰のあおりを受けて、停止せざるを得ませんでした。今は、水耕ではないですが、メインはトマトです。トマトは、ともかく種類が豊富。色も、形も、珍しいものが多いので、手間はありますが作っていて楽しいです。

本物を見ることの大切さ

高校生から、外国人まで、研修やアルバイト、パートで受け入れています。教える内容は栽培の全般。土の作り方や、ハウスの環境整備、木の状態など全てです。本はたくさん出ています。特にトマトは種類が豊富なだけ、分厚い作物辞典もあります。しかし、それでも実際に本物を見ることには及びません。花の付き方、朝夕で変わる作物からのサイン。それは、本物に触れなくてはわからないことです。

新規就農者へのメッセージ

何を志にして農業をするのか?

農業は、国の食料率に直結する仕事です。お金儲けだけの視点では、儲からなければ辞めるしかない。そうではなく、金銭以外に、志は高くもってほしいと思います。種から、収穫まで育っていく過程の面白さ、自分が思うようにできたときの達成感、「おいしかった」「またもってきて」と言われるやりがい。挫折せず、耐えて続けていけば、喜び、楽しさがあります。最後まで農業をやりきる気持ち、それくらい農業を好きになってほしいです。
挫折せず、続けていくと、棺桶のなかに種を入れておいてといえるくらい、最後まで農業をやりきる気持ち、好きになれる仕事です。

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