里親のご紹介

作目を厳選し、生産性を高めることが重要

木田郡三木町

小倉 宏一さん

農園概要

栽培品目 ブロッコリー キャベツ 丹波黒 スイートコーン ロメインレタス
経営面積3.2ha
労働力本人、アルバイト(不定期)

地元の農業・農地を維持管理したいと就農

12年ほど前にJA勤務時代から三木町大字池辺地区の農業従事者が高齢化し、減少しているのを目の当たりにし、「農業・農地を維持管理していきたい」という思いから就農しました。机の前にじっと座るのではなく、体を動かすことが好きなので農業は自分に向いているなと感じています。当初は60アールからスタート。JA時代に培った経験や知識に加え、昔から農業をしている近所のベテランの方から話を聞いたり、相談しながら徐々に手がける畑も増え、現在に至っています。

気候に合った作物を選び生産性を高める努力

現在でも常に「どう経営を成り立たせるか」「どう農地を維持管理できるか」を念頭に試行錯誤しながら農業経営を行っています。香川県三木町の気候に適し、労働生産性が高い作物を選び、加えて生産性を向上させる技術の取得を行い、農業経営にチャレンジしています。農業だけに限りませんが、大切なのは計画性を持ってシミュレーションすることです。ただ香川県は温暖な気候で災害も少ないため就農する場所としては恵まれているのではないかと思います。

新規就農者へのメッセージ

地域の人とのコミュニケーションから見えてくることも

「このあたりの田んぼは戦後の物資不足の時に肥料の代わりにため池の泥を入れたところもあった」。これは昔から農業をしているご近所の先輩から教わったこと。どんな文献にもないような貴重な情報もコミュニケーションを通じて知ることがあります。農業経営は決して簡単ではありませんし、作目・生産技術によって生産性が大きく異なることも事実。そこに果敢にチャレンジできる仲間、そしてチャレンジが楽しいと思える仲間が少しずつでも増えていってくれればと願っています。

ご相談・お問い合わせ

香川県農地機構内、香川県新規就農・農業経営相談センターの担当がご対応します。
就農を決めたら、ご連絡ください。

香川県新規就農・農業経営相談センター
 TEL 087-816-3955 

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